二刀流メジャーリーガー大谷翔平選手。
大谷翔平選手にとって2021年は覚醒の年になっているのではないでしょうか。
打てばホームラン。投げれば160ｋｍで勝利投手。
大谷翔平選手は日本のみならずアメリカでも評価はうなぎのぼりです。
今回は大谷翔平選手の評価について日本とアメリカで比べてみようと思います。
大谷翔平のアメリカでの評価
大谷翔平選手がメジャーに移籍したのは2018年シーズンからになります。
日本ではすでに二刀流として活躍していましたが本場アメリカ。
アメリカ人記者・スカウトたちは
・高校生バッターにメジャーリーグに飛び込めなんて言えるかい？
・すでにオオタニの不安材料は数多くある。彼も休日のない日程に慣れるのは大変だと話している
・当分はマイナーリーグで過ごした方がいいだろう
というのが大谷翔平選手の評価でした。
確かに2018年開幕前のオープン戦での大谷翔平選手の成績は
・5試合で防御率27.00
・打率1割2分5厘
という成績でした。
この結果だけ見たアメリカ人は大谷翔平選手が活躍するなんて誰も思っていなかったでしょうね。
ですが2018年メジャー開幕してからの大谷翔平選手の活躍を目の当たりにしたメディアは手のひら返しで大絶賛していました。
大谷翔平選手がメジャーに挑戦して3年目の2021年破竹の勢いで活躍しています。
メジャーリーグオールスターには史上初二刀流で選ばれ1番投手として先発出場し見事勝利投手になりました。
前日のホームラン競争では1回戦で敗退しましたが延長に次ぐ延長でヘトヘトになりながらもホームランを量産していました。
大谷翔平選手の2021年前半の成績ですが
・４勝１敗 防御率3.49
になっています。
大谷翔平選手の活躍を見て現在のアメリカ人の評価は
・ショウヘイ・オオタニよりビッグネームの選手はそう多くないだろう（AP通信）
・ショウヘイ・オオタニのすごさを表現する言葉が尽きつつある（ESPN）
・二刀流でのプレーは、ずば抜けており、比類なきものだ（クリーブランドコム）
・二刀流でのプレーを見ることができるのは貴重な機会。彼ほどに優れた選手は他にいない（クリーブランドコム）
・まるでテレビゲームのよう（オレンジカウンディ・レジスター）
などなど
どれも大谷翔平選手の活躍に度肝う抜く活躍に興奮してる内容になっていますよね。
そしてメジャーリーガーからも評価するコメントが非常に多くなっています。
・2017、18年のア・リーグ盗塁王・ロイヤルズウィット・メリフィールド選手
「プレッシャーがある中で毎日やってるのは信じられないことだ」
・19年ア・リーグ首位打者、ホワイトソックス ティム・アンダーソン
「説明などできない。彼を見るのは本当に楽しい」
・2020年ナ・リーグのMVPブレーブスのフレディ・フリーマン
「まだスタジアムで彼のことを直接見たことがないから楽しみ。我々みんながワクワクしている」「稀代の才能の持ち主。我々はそれを目撃している。彼がやっていること（の凄さ）を人々に気付いてほしい。もの凄く困難なことをやっているからね」
・メッツ ストロマン投手
「人間の形をした神話の伝説だ。彼がしていることは、驚異的を超えている」
・レッドソックス アロヨ選手
「ベーブ・ルースの時代、人々は二度とこんな選手を見られないと思っただろうが、我々は今、大谷を見られる」
などきりがないくらい現役メジャーリーガーたちからも評価されています。
現役選手から評価されるというのが大谷翔平選手からすれば非常に嬉しいことではないでしょうか。
相手選手も認める二刀流選手ということになります。
大谷翔平の日本での評価
大谷翔平選手が日本のプロ野球に入団したのは2013年のシーズンからでした。高校時代から二刀流を宣言して入団しておりメジャーリーグ移籍当初のように二刀流に批判的なコメント多かったです。
その中でも早いうちから二刀流を肯定する大物がいました。
長嶋茂雄
当初は投手に専念して方が良いと言っていたミスターですが後日「今は（二刀流をやめろとは）言えないね、スケールが違う。二刀流のままでいい」と思いを変えています。
王貞治
「200勝、2000安打のどちらかなんて言わず、両方達成して名球会に来ればいい。二刀流を続けるというなら、それぐらいの意気込みでやってほしいよな」と世界を知ってる王さんだから出たコメントではないでしょうか。
落合博満
「せっかく自分がやりたいと言っているのに、その芽を摘む必要がどこにあるのか。やらせてみて、結果責任は自分で取ればいい」いち野球人として本当に二刀流で結果が出るのか楽しみだそうです。
松井秀喜
「可能なら両方続けたらいいし、いずれどちらかに決めるならそれもいいと思う」
というようにどちらの才能を認め誰も成し遂げた事が無い二刀流をむしろ楽しみにしているというコメントでした。
確かに誰もやっと事がないのでやってみないと分かりませんよね。
否定する事は簡単ですが誰も試した事が無いことをやる前から否定するのもおかしな話ですよね。
そんな前代未聞の二刀流プロ野球選手が誕生した訳です。
その後の日本ハムでは大谷翔平選手の活躍はご存じだと思います。
日本では連日大谷翔平選手の活躍が報道されており認知度は非常に高くなっていると思います。
本場アメリカで活躍する日本人ってなれば絶対に応援したくなりますよね。
大谷翔平選手は野球以外の部分での紳士な態度も好感が持てますよね。
試合相手をリスペクトする行動だったり、ボールボーイに対するやさしさ、グラウンドに落ちてるゴミをさりげなく取る仕草だったり当たり前のようにやっている行動が素晴らしいですよね。
大谷翔平選手はカメラで写っていないところでもこのままで紳士的な行動するんだろうな分かりますよね。
大谷翔平のアメリカと日本での評価の違い
大谷翔平選手のアメリカと日本の評価の違いですが上記で書いた通り違いは無いように思えます。
2013年二刀流でプロ野球に入り当初は「絶対にうまくいかない」と言われながらも二刀流で進化し続け毎年結果を出していきました。
結果を出し続けているうちに周りが評価得てメジャーリーグに挑戦。
日本で二刀流の実績があってもそれは日本での話で野球の最高峰メジャーリーグでは通用しないと思われネガティブな評価が多かったですがいざ活躍すると上記で書いたように手のひら返すで評価を変えました。
2019年シーズンは肘の手術の影響もあり登板はしていませんがしっかり打者として成績を残しています。
やはり結果が全てだという事がわかりますよね。
結果を出せば評価されるし出さなければ評価されない。
結果を出すために1日中野球のことを考えて練習し行動して結果を出す。
二刀流が成功するのもしないのも大谷翔平選手自身だという事がわかりますよね。
大谷翔平の評価はアメリカと日本では違うのか～まとめ～
今回は大谷翔平選手の評価についてまとめてみました。
日本もアメリカも大谷翔平選手に対して当初は「二刀流なんて成功しない」という否定的な意見が多く見られていましたが大谷翔平選手が活躍するにつれて評価はどんどん上っていきましたね。
それも大谷翔平選手の野球に対する姿勢や努力の賜物ではないでしょうか。
大谷翔平選手はこれからもっと進化していくと思うのでしっかり目に焼き付けて世の中を明るくしてほしいと思いっています。
